「巣立ち」
2013.05.27
「巣立ち」
今回、ブログを担当する鎌ケ谷営業所業務部の村本です。
そろそろ一年の半分が終わり
後、半年に差し掛かるこの時季、5月下旬。
早いなぁと思いつつ暑いのが苦手な私にとってそろそろ夏が来ちゃうなと
感じさせてくれるこの時季でもあります。
と、同時に私事ですがこの時季を知らせてくれる出来事が毎年あります。
数年前に私はこの地に引っ越してきました。とある集合住宅の最上階です。
春を越しこの時季になると外から小さな声で何か聞こえてきます。
ん?最初はどこかで猫でも鳴いているのかな?
お隣さんの鳥でも鳴いているのかな?と思っていたのですが
よく耳を澄ますと階段上の窪みにスズメが巣を作り
その雛が孵って鳴いてるではないですかっ。
凄く可愛くてとても元気☆一生懸命鳴いています。
それを知ってからそっと観察する様になりました。
春前に親スズメが頻繁に巣にくる様になり巣作りをします。
そしてこの時季、孵り、巣で数日を過ごし巣立って行きます。
簡単に書きましたがその間壮絶なドラマが繰り広げられるんです。
例えば卵が誤って落ちてしまったりある時は孵化して間もない雛が
落ちてしまって死んでいたり。。(ちゃんとお墓を作って埋めてあげました)
鳴き方も変わっていきます。
子供の弱々しい声から巣立つ直前はとても強く鳴いていて一人前です。立派です☆
そして巣出つ瞬間を偶然に見たのですが親スズメとその仲間?!親戚?!
が巣の周りを数匹で大きな声を出して鳴いて飛んでます。
まるでがんばれがんばれと応援してようです。
そしてその応援で力強く巣立っていきます。感動してしまいました(泣)
そして今年もこの時季になりある事件が起きました。
なんと巣から巣立つ少し前の雛が落ちてしまっているではないですかっっ。
命には別条はないようです。。
良かったっっ!しかしこれからどうしたら良いかわからずしどろもどろ。
すぐに帰りヤフー知恵袋しまいには昔お世話になった動物病院に電話した次第です。
そしてそこで得た情報によると人の手で雛を持つと人間の匂いが
付き親が寄らなくなり餌を与えなくなると。。
あくまでも野鳥なので保護はしてはいけないと。。
可哀想でしたが雛の親も近くにいます。
人間のエゴで可哀想だからと言って安易に保護して育てたり勝手な事は出来ない!
と判断してそのまま見守る事にしました。
もう毎日毎日気掛かりで(汗)
しかしその後ちゃんと親スズメが餌を運びに来て数日後無事《巣立つ》事が出来ました☆
あー良かった(泣泣)
今年はいつも以上に一体感になり感動も3倍のこの時季になりました。
私も小さな子達に負けないように常にやる時は全力で頑張らなくてはなと思いました。
そして1人では何も出来ないなと改めて思いました。
何か忘れてた事を思い出させてもらう良い機会にもなりました。
次回のブログ更新は、5月31日を予定しております。