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「震災から学んだ事」
2012.03.12

「震災から学んだ事」


今回のブログは鎌ヶ谷営業所業務部 成川 が担当致します。

今回のブログは3月という事もあり、春らしいテーマでいこうと思ったのですが、
やはり外せず、弊社のブログにもよく出てくるこのテーマでいきたいと思います。

2011年3月11日に起きた
東日本大地震から昨日でちょうど1年が経ちましたね。

鎌ヶ谷営業所から近い浦安市や船橋市では液状化現象が起きたり、
少し南になりますが市原市では石油タンクが爆発したり・・・
我々の身の回りでも様々な被害が出ました。

この1年は私たち人間にとって、とても辛く、長いようで短い1年だったように思います。

特に被害の大きかった宮城県、福島県などの太平洋側の地域は
個人的にも過去に何度か、1人旅をした際に大変お世話になった事もあり、
穏和な人々と触れ合った事が今でも私の中で財産になっています。
小さな頃から千葉県で育った私は、東北地方の広大な海や山の景色を見て感じる事や、
その地方ならではの美味しい幸が食べる事が落ち込みやすい私の性格上、
元気になる特効薬みたいなものでした。

今でも被災者を思うと、胸が痛くなります・・・

私を含め皆様もまだ地震、津波、原発の恐怖は癒えていないはずです。

地震が起きた時は、取引先で業務を終え、後輩と一緒に会社に戻ろうと
社用車に乗り込もうとした時でした。
少し揺れが治まるのを待とうと外に出たのですが、どうする事も出来ず、
後輩と話した結果とりあえず会社へ急ごうとなりました。

が・・・、
近くの大きな陸橋が崩落する(今では通常通りですが)との事で幹線道路が通行止めになり、
経験した事のない大渋滞に巻き込まれ、大回りを余儀なくされました。
停電により信号機は動いてなく、裏道裏道でやっとの事で会社に戻り、
やはり同じく大渋滞から帰ってきた同僚も大変だったみたいでした。
(1時間半で帰って来れるはずが、6時間程かかった仲間も居ました)

会社に戻ってから社内に居た仲間に中の状況を確認しました。
幸い怪我人は居なかったのですが、社内の倉庫では資材が崩れ、
大きな棚が壁を突き破り、階段には大きなヒビが入っている状況でした。

今になって振り返ると今までは重たい資材の山積みや、
高い所に物を置いていたなど見直すケースが多々あったように思います。

バラバラになった資材置場を社員皆で整理整頓をし、
またいつ来るか分からない揺れが来た際の二次災害を防ぐ為にも、
今では確実な棚の固定、資材の山積み禁止、
落ちてきたら危ないと思われる高い所に備品を置かないなど
震災の教訓から社員1人1人が今まで以上に気をつけるようになっています。
基本的な事ですが、今回の地震から学びました。

弊社の商品をお客様や取引先へお届けする、
配送業務に必用不可欠なガソリンが入れられないなど
きっと今後も何が起こるか分からない不安や恐怖に怯える毎日でしょう。
大地震、大津波が引き金となっている原発問題、放射能問題、
それによって起こる風評被害・・・
数えきれないくらいの難題がこれからも付いて回る事でしょう。

こんな時だからこそ
社長のブログにもありましたが、『人間の絆』を深める時であり、
大切さに気付く時だと思います。

人間は1人では何も出来ず哀れな生き物です。
自然の力を前にしたら人間の力などは無力に近いですが、
助け合いながら生きる事によってその可能性は無限大です。

人々が心に負った深い傷や地震によって壊されたものの復興に何年、
何十年かかるか分かりませんが、気を長く持ち、震災前以上に生まれ変わった街並みの再建、
また充実した生活が送れると私は信じています!

今後もモリエンタープライズの社員として、節電など簡単に出来る事から、
1人の男として、東北の人々の優しさに触れた時の恩返しの意味を含め、
わずかですが義援金など被災者の為に出来る限りの支援をして行きたいと考えています!!

改めて・・・
「消して忘れてはならない東日本大地震。」


東北に再び希望が見えるまで・・・

東北の皆の笑顔が戻るまで・・・


頑張ろう東北!!

頑張ろう日本!!


今回は地震以外に思いつかず
ブログというより個人的な感想を書かせて頂きました。


次回ブログ更新予定は、3月16日です。

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