『1年を振り返って』
2022.12.29
『1年を振り返って』
寒さが身に染みる毎日、
外に出るには気合いを入れないと出られなくなってきました。
今年も残り僅かとなりました。
12月も半ばをすぎると、あ~今年ももう終わりなんだなという気持ちになります。
今年はなにがあったかな~と自然と振り返ることも多くなる時期です。
去年の今ごろは、来年こそは少しは状況が良くなってると良いなと期待していましたが、
なかなか手強いようで、未だコロナ禍にある毎日。
コロナになる前は、毎年旅行に出掛けていましたが、それも無くなり早2、3年
行ってみたい場所はたくさんあるのになかなか実現せず・・・。
早くなんの気兼ねもなくできるように出掛けられるようになることを願うばかりです。
今年一番印象に残っている出来事といえば、
初めてホールへ演奏会を聴きに行ったことです。
去年も気になっていた公演はあったのですが、結局行けずじまい・・・。
ですが今年、ちょうど以前から行ってみたかった方の演奏会で、
しかも演奏する曲も興味のあるもので、尚且つ近場であるのを見つけて、
これは申し込むしかないと思い、行ってまいりました。
普段は録音されたものを聞いているので、
実際にホールで聴いた音の響きに感動しました。
演奏技術は録音でもホールで聴くのでも、大差ないように感じますが、
音の響きは録音とは全然違いました。
他にも音の余韻、強弱や空気感はやっぱり実際にホールで聴くからこそ感じるものがありました。
1曲目はバッハだったのですが、1音目から引き込まれました。
あ、こんなに違うんだ、と。
本当に音の響きに感動でした。
そのときのプログラムは、バッハ、ブラームス、ショパンでした。
バッハとショパンは知っている曲でしてが、ブラームスの曲はあまり知らない曲でした。
知っている曲のほうが聴きやすいですが、知らない曲ではあっても、とっても魅力的な演奏でした。
以前、どこかのホールに聴きに行った方で、聴こえづらい席があったようで、
始まるまでちょっと心配でしたが、今回、私は後ろのはじっこのほうの席ではありましたが、
聴こえづらいということはなくて充分満足でした。
ホールによっても、席によっても聴こえ方がだいぶ違うらしいので、
また機会があれば、聴きに行きたいです。
短い時間ではありましたが、とっても充実した時間を過ごせました。
今の世の中、実際に見たことや聞いたことがなくても
様々な媒体で見聞きできる時代です。
それはとっても便利ですが、やっぱり実際に自分の目で見て、
聴いて体感するということには敵わないなと今回改めて実感しました。
皆様にとってはどんな1年だったでしょうか。
今年も残りほんのわずかですが、今年を振り返って、いろいろ整理しつつ、
新しい年を気持ちよく迎えられればと思います。
鎌ヶ谷営業所 座間