「毛筆」
2011.09.19
「毛筆」
今回ブログを担当いたします販売促進部です。
突然ですが、みなさん!「筆耕」という職業の方たちを御存じでしょうか?
毛筆を代行して書くことを生業とする方たちです。
現在では印刷技術が進歩し、印刷機が「筆耕」の代行をしていると言っても
過言ではありません。
んが しかし!この「筆耕」という職業の方たちは、まだ印刷技術などが
発展していない時代には特になくてはならぬ存在でした。
例えば、熨斗の葬家名や挨拶状などはもちろん手書き、
割烹料理店の看板や提灯、お品書きなど幅広く活躍されていました。
近年でも贈答用商品などを扱うデパートや百貨店などに行けば
必ず常駐していたそうです。
みなさんも何度かは筆による“書”というものを
目にしたことや実際に学校の授業などでの経験があると思いますが、
やはり何か違いますよね。(今更ながら再確認…)
書き手による“表現方法の違い”や印刷機では味わえない手作り感や
芸術性などは大変深みのあるものに感じられます。
昔から日本の識字率の高さがこのような文化、芸術を育んだのでしょう。
やはり人の手によって生み出された物は
心が伝わる最良な方法なのでしょうか?
しかし、現代のコンピューターを使用した印刷技術も、
今となっては業務上なくてはならないツールとなっています。
手書きの風合いある書体を感じてみるのも良い物ですね。
次回ブログ更新は、9月23日予定です。