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社長

2011.03.16

それが一番大事


日を追うごとに被害の状況が明るみに出て、あまりの惨状に驚きと悲しみを禁じ得ません。


ここ千葉県でも余震が続き、計画停電の実施やGSでの給油困難状況により
弊社の業務にも深刻な影響が出ています。

ですが、東北の被災地の方々の辛苦を思えば、どうという程のことではありません。
社員一同、知恵と気力をふりしぼって、この状況を乗り越えて参ります!


YouTube: それが大事 [歌詞] 大事MANブラザーズバンド

16年前、震災からの復興に励む神戸の街でよく流れていた曲だそうです。

負けないこと。投げ出さないこと。人の痛みを自分の痛みと感じること。
そして、日本人みんなで力を合わせてこの危機を克服すること。
それが一番大事。


がんばれ、東北。がんばろう、日本。


株式会社モリ・エンタープライズ
代表 森洋一

2011.03.15

東北地方太平洋沖地震


今回の地震における被災地の方々、災害に遭われた方々に
心よりお見舞い申し上げます。


また、弊社に対してのお気遣いありがとうございます。

こちらは社員全員無事で、社屋等の被害も深刻なものはなく通常通り営業しております。

ただし、今後の計画停電の実施、交通機関の混乱、交通渋滞や給油困難による
物流の状況を鑑みますと、仕入れ、出荷、納品等に大きな影響が出るものと思われます。

お客様にご迷惑をおかけすることも多々あるかと思われますが
見通しの立たない状況のなか、適時善処してゆく所存です。

まだまだ、予断ゆるさぬ状況だと思いますが
皆様のご無事をお祈りする次第でございます。

株式会社モリ・エンタープライズ
代表 森洋一

2011.01.08

Honesty・・・年頭にあたって



アメリカの著名なミュージシャン、ビリー・ジョエルの代表曲のひとつに
Honesty」という歌があります。
発表されたのは30年以上も前ですが、最近でもさまざまなアーティストにカバーされたり、
TV-CM曲に起用されたりして、彼の数多いヒット曲の中でも、
とりわけ日本で人気の高い曲のようです。
私がこの曲に出会ったのは、たしか中学生の終わりか高校生になったあたり・・・
美しいメロディーと、力強いけど切ないヴォーカルに魅了され
歌詞の内容が知りたくて、辞書片手に翻訳にチャレンジしたものです。


YouTube: Billy Joel - Honesty


Honesty is such a lonely word

Everyone is so untrue

Honesty is hardly ever heard

And mostly what I need from you


「誠実さ」という言葉は なんて孤独な言葉だろう

なぜなら 世の中の多くの人は不誠実で

最近では耳にする事が少なくなった言葉だからだ

でも 私があなたに一番求めているものは Honesty「誠実さ」なんだよ


当時、Honestyという単語が「誠実さ」を意味することは判りましたが、
中学生レベルの翻訳力と人生経験では、
歌全体が何を伝えようとしているのかまでは実感できませんでした。
しかし年齢を重ね、人との出会いと別れを繰り返し、人間関係の苦い失敗を経験してきた今では、
彼の歌った内容、伝えたいメッセージがとても心に沁みるになりました。


人と人との関係において、一番大切なこと。
それは、自らが誠実な人間であること。人を信頼し、人から信頼される人間であること。
うわべの優しさやキレイごとで飾られるのではない、本当に信頼できる人間関係を築くこと。


そしてそれは、ビジネスにおいても、会社間・顧客との関係においても、
まったく同様なのだと思います。


数年前、建設業界を揺るがした大きな事件がありました。
マンションや建物の耐震強度を偽装して、
安全性をないがしろにして利益を得ていた企業がありました。
食品業界でも色々ありましたね。
食肉等の産地偽装問題や賞味・消費期限の偽装工作・・・
どうせ判りはしないだろうとばかりに、偽りの付加価値をつけて不当な利益を得たり、
ルール違反の行為に組織的に励む・・・
それもこれも、自社の利益ばかりを追求して
自分の担っている仕事に対しての誠実さ、取引先や消費者に対しての誠実さ、
そして社会に対しての誠実さを見失ってしまった結果なのだと思います。
そういう企業がどうゆう末路を歩むかは明白なことだと思います。


企業にとって、いちばん大切なこととは何でしょうか。
売上の向上、販路の拡大、商品の競争力を高めること・・・
色々とあって、どれも欠かせない重要なテーマだとは思います。
しかし、企業にとって忘れてはならない大切な事をひとつだけ上げるとしたら何ですか、
と問われたら、私は地味な答えですが、
それは「誠実さ」「誠実な企業であること」だと思っています。
自分の与えられた仕事に誠実に取り組む社員がいて
取引先や顧客に誠実に向き合って
そして社会に対して誠実な存在であること。
当たり前と言ってしまえば至極当たり前のことですが、この基盤があってこそ、
売上向上も新しい取引先も企業としての未来も可能性が出てくるのだと思います。
誠実さが信頼感を育み、信頼感が仕事を生んでくれるのだと思います。


なによりも、まず、取引先からお客様から、信頼される企業でありたいと思っております。
誠実さを旨とし、そこから生まれるパフォーマンスで社会的な評価を獲得したいと思っております。


年頭ということで、初心に立ち返って弊社の基本姿勢を述べさせていただきました。
あらためて語るまでもない話ではありますが、ビリーの歌っているように、
「誠実さ」は、日々のなかで、とかく忘れがちで見失いがちなことでもあります。
このことをしっかり胸に刻んで、今年も弊社社員一同業務に励みたいと思っております。


皆様にとりまして昨年以上に実りの多い年でありますように。


本年も株式会社モリ・エンタープライズをどうぞよろしくお願い申し上げます。




株式会社モリ・エンタープライズ

代表 森 洋一