「大人おむつ」
2014.03.19
「大人おむつ」
今回のブログを担当します、業務部納品課の吉沼です。
先日、かなり以前の新聞のコラムに
「おむつは2度着ける」 というタイトルのついた記事を見つけました。
「おむつといえば真っ先に赤ちゃんを想像するだろう。
しかし現実には人生の締めくくりで2度目のお世話になる」 と、書かれてありました。
少子高齢化が進む日本では、大人用おむつが子供用を追い抜くという現象もおきています。
2010年:子供用1530億円、大人用1440億円
2012年:子供用1390億円、大人用1590億円
赤ちゃんのおむつ姿はかわいいが、大人のそれはどちらかというと
マイナスイメージの印象があるかも知れません。
2年前に亡くなった私の父も、晩年は介護用のおむつのお世話になっていました。
そんなおむつを正しく理解してもらおうという行動をおこしている人たちがいます。
おむつは正しく使えば、生活を豊かにする。恥ずかしがらず、きちんと知ってほしいという趣旨のもと、
3月15日・16日に立命館大学にて「おむつのファッションショー」というイベントが行われました。
おむつというのは、通常のパンツ型をはじめ、ベルトタイプ、パッドタイプなど様々な種類があり、
その沢山の中から、実際に利用者にあったおむつを選ぶのは大変なことらしいです。
イベントでは、お医者さまや介護士の方など30人あまりのひとたちがモデルになって
黒いTシャツとタイツにおむつをはいてアピールしていました。
大人になっておむつというのは確かに恥ずかしいかもしれません。
しかし、介護で一番苦労するのは「排せつ」とも言います。
正しい知識と理解が必要になってくるのではないでしょうか。
次回ブログ更新は、3月21日を予定しています。