「例大祭」
2013.08.31
「例大祭」
処暑が過ぎ季節が秋へと移ろいで行きますが、まだまだ暑い日が続いていますね。
こんにちは。福島営業所の長沼です。
今年の夏は連日真夏日・猛暑日が続いて、体調を崩された方も多かったのではないかと思います。
東日本はゲリラ豪雨続きかと思えば、西日本では渇水でダムの貯水率が
10%台という所もあって、農家の方やうどん屋さんなど水不足で大変なご苦労を
されたことと思います。お見舞い申し上げます。
さて、お盆も終わり間もなく9月。
秋のお彼岸の時期ですね。
期間は9月20日~26日までの7日間です。
お彼岸は、古くは皇室の先祖供養祭で、昔は祭日だったそうです。
お盆のように特別な準備は必要ないですが、基本は家族揃ってのお墓参りですね。
「国民祝日に関する法律」では、中日の秋分の日には「先祖を敬い亡くなった人を忍ぶ」とあります。
お墓参りはお彼岸中ならいつでも良いのですが、やはり中日にされる方々が多いようです。
私も家族としっかり先祖供養してこようと思います。
また、秋の例大祭もこの時期に開催される事が多いようです。
神社で行う祭祀には、小祭式・中祭式・大祭式といった分類があり
内容と目的によって規模が大きくなっていくそうです。
「例大祭」は、いわばその頂点にある大祭式。
「例」は「ためし」とも読み、これには「整った決まり」という意味があり
年に一度お祀りしている神様に縁の深い決まった日に行うことを恒例としているそうです。
神様からの日頃のご加護に感謝し、そのご神徳を最大の目的としているため
お供え物にもお米やお酒・お塩のほかに、山海のもの・乾物・果物・お菓子など
様々なものが用意されます。
多くの町では例大祭の時期に併せて、賑やかな縁日が開かれますが
本来このお祭りは人々が露店を楽しむものではなく、神様を称えるものです。
お神輿も神様をお乗せしているのだという意識を持って担ぎましょう。
例大祭の時期は、神様のお力が非常に強まるといわれています。
私も都合を付けて神酒所へお参りしてこようと思っています。
そしてお神輿や山車に神様の存在を感じ、パワーを頂き、自身の精気を養い
日々の業務に真摯に取り組んで行こうと思っています。
次回のブログ更新は、9月2日を予定しております。