「マネジメントサイクル」
2013.08.16
『マネジメントサイクル』
今回ブログを担当させて頂きます営業部の森本です。
此の度は、営業職では欠かせない『テーマ』マネジメントサイクルについて述べたいと思います。
皆様は、営業職についてどう思われますか?私は、よく同僚に営業職についての話を振りますと、
『営業は大変だ!』『数字・ノルマに追われるのは嫌だ!』とか『自分には営業は出来ない』
等の話をお聞きします。
確かに営業職は、会社の売上計画に基づき個人のスキル・経験を踏まえ、明確な数字で
設定されます。また営業スタッフは設定目標に対して日計管理・週間管理・月間管理や
中長期(3ヵ月・6ヶ月・1年・3年)など様々に売上を管理致します。
今回は、昔から周知のマネジメントサイクルを一つ紹介させて頂きます。
管理方法のノウハウも最近では様々な様式がある様ですが、根本の根幹的管理方法は
第二次世界大戦後に品質管理を構築したウォルター・シューハート、エドワーズ・デミングらが
提唱した、シューハート・サイクまたはデミング・ホイールが有名ですね。
PDCAサイクルという名称は、サイクルを構成する次の4段階の頭文字をつなげたものである。
後に、デミングは、入念な評価を行う必要性を強調してCheckをStudyに置き換え、
PDSAサイクルと称した。
1.Plan(計画):従来の実績や将来の予測などをもとにして業務計画を作成する
2.Do(実施・実行):計画に沿って業務を行う
3.Check(点検・評価):業務の実施が計画に沿っているかどうかを確認する
4.Act(処置・改善):実施が計画に沿っていない部分を調べて処置をする
この4段階を順次行って1周したら、最後のActを次のPDCAサイクルにつなげ、螺旋を描くように
1周ごとにサイクルを向上(スパイラルアップ、spiral up)させて、継続的に業務改善する。
この考え方は、ISO 9001・ISO 14001・ISO 27001・JIS Q 15001などの管理システムや、
ソフトウェア開発におけるスパイラルモデルを始めとする反復型開発などにも反映されている。
また労働安全衛生マネジメントシステムでは、これらのISOと同様なPDCAサイクルを活用して
危険の元凶となる事柄を特定しリスクアセスメントを行うことでリスク低減を継続的に
実施している様です。
上記のマネジメントサイクルは製造職・営業職・サービス業等など、あらゆる産業・職場に
当てはめやすいマネジメントサイクルだと思います。
また、私は常に数値目標やノルマが営業職のみあるのでは無いと思います。
開発では『何時までに新商品を発表!発売する』事務でも『受注確認から生産ラインへの
伝達指示確認』、品質管理でも『納期までに各お客様要望に合わせた商品スタイル生産』
配送に至っても『日ごとに合わせての納品時間調整』など全てにおいて目標管理があり、
ノルマがあると・・・。
どの部所に置いても、お客様満足度向上に置いて安易な部所は無いと。
これからも更なる、お客様満足度向上、信頼を頂ける様に私自身、日々、自己啓発し
努力したいと思います。