「ヴァカンス法」
2013.05.10
「ヴァカンス法」
みなさんGWが終わっていかがお過ごしでしょうか?営業部の勝田です。
「ヴァカンス」・・・あまり慣れ親しんだ言葉ではないようですが、
フランスではヴァカンス法という何とも羨ましい響きの法律が存在するようです。
1936年、フランスが景気浮揚策として全労働者に年2週間の有給休暇を保証する
マティニョン法(通称バカンス法)を制定したのが事の始まり。【どういうことだ?】
現在に至っては年に最低5週間、会社経営者からパートの方々を含め、学生さんまで
「みなさんヴァカンスを楽しみなさい」という政府の政策。
6割の方々がヴァカンス法に基づき休暇を楽しんでいるようですが、
残りの4割の方々は経済的な理由や諸事情により休暇を取れていないとのこと。
そこで、政府が本気で対策に乗り出して対策を練っているんです・・・
不景気なんていうものは全く無視!宿泊施設などに政府が補助金を出し、
ヴァカンスを取りにくい環境にある方々にも配慮しているというのです。感動しました!
むしろ景気が悪いから休暇を取って経済効果を狙おうという逆転の発想ですかね。
私もGWに休暇を頂き非日常を満喫しました。
ヴァカンス法のように長期ではないものの、何も考えず自分の好きな環境に身を置き、
非日常を有効に過ごし、日常を更に充実させるのがいかに重要であるということを再確認した
休暇となりました。今後の業務も充実できるように休日や長期休暇は大事にしたいですね。
次回のブログ更新は、5月13日を予定しております。