『コンピューターウィルスの脅威』
2012.01.23
『コンピューターウィルスの脅威』
●コンピューターウイルスやサイバー攻撃に備えて
コンピューターウイルスの話題は毎日のようにニュースに流れている昨今、
コンピューターウイルスの話題では先月末には厚生労働省の情報システムサーバーが
コンピューターウイルス対策ソフトを装ったコンピューターウイルスに感染していた
とやっていましたね。
コンピューターウイルスの対象は労働基準監督署などの1万台だそうですが、
インターネットへの接続を停止していたようですが、業務には支障なかったのでしょうか。。。。
現在はすでに復旧しているようですが、コンピューターウイルス対策ソフトを装った
コンピューターウイルスって・・・びっくりですね。。。
そんな中、東京海上日動火災保険はIT事業者むけに情報が漏れてしまったときの
損害賠償の保障をしてくれるサイバーリスク保険を発売したようです。
企業や官公庁がサーバー攻撃を受けるという事態が相次いで起こっていますので、
みなさんも情報漏えいに関しては敏感になっているところでしょう。
今年に入ってから三菱重工などの防衛に関連している企業や衆参両院のサーバーも攻撃を
受けていますが、企業もしっかりと考えていかなくてはいけませんね。
東京海上は10年以上前からIT企業にむけたコンピューターウイルスにかかってしまった
場合のデータの復旧費用は売上を補償する保険を取り扱っていたようですが、
サイバー攻撃に対するリスク保障が増えたということです。
コンピューターウイルスやサイバー攻撃は他人事ではありません。
きちんと企業として考えていかなくてはいけませんね。
●コンピューターウイルスに感染しない為には・・・
パソコンがウイルス感染をしてしまうと、パソコン内に入っているデーターを
破壊するなどの恐れがあります。
また、パソコンの中に入っている大切な情報を取り出されてしまう事も考えられます。
さらにパソコンが起動しなくなったなどの情報も届いています。
この悪質なウイルスというのは、インターネット上からファイルをダウンロードした時や
ホームページを閲覧した時などにウイルスが潜んでいて気付かないうちにウイルス感染を
してしまう事が多いのです。
メールなどにもウイルスが添付されている事もあるので、十分に注意をする必要があります。
ウイルスにパソコンが感染をしてしまうと、大切にハードディスクに保存してるデーターを
壊してしまったりパソコンのシステムそのものが不安定となってしまう事も考えられるでしょう。
こういったデーターの破損や大切な情報が漏れる事を防ぐためには、パソコンをウイルスから
守らなくてはいけません。
そのためには、ウイルス対策は重要なのです。
ウイルス対策として、ウイルス対策ソフトがありますがただ入れておけば良いのでは無く
常に最新版にしておかなければなりません。
ウイルス対策ソフトの更新を忘れないようにしてくださいね。
最新のウイルス対策ソフトを導入した上で、知らない人から届いたメールを開かない、
知らないホームページからダウンロードはしない。
上記のような点に気をつける事がパソコンをウイルスから守るためには大切な事なのでは
ないでしょうか?
●コンピューターウイルスに感染したときの対処法
コンピューターウイルスには日頃から注意しているつもりでいても、
いつの間にか感染してしまうのがコンピューターウイルスです。
セキュリティソフトを導入して更新も怠っていないという場合にはほとんど
コンピューターウイルスに感染することはないと思いますが、絶対ではありません。
例えば、いつも同じサイトにしかアクセスしないという方と日頃からネットチェック
を繰り返して、少々危ないサイトでも平気で行ってしまうという人では
コンピューターウイルスに感染する確率は大きく違ってきます。
そんなコンピューターウイルスですが、万が一感染してしまったことがわかった場合の
対処法についてご紹介しましょう。
[コンピューターウイルスの対処法]
最も確実な方法は、インターネット回線を抜いてOS(オペレーションシステム)の
リカバリをするのが一番望ましいです。
しかし、コンピューターウイルスに感染しているかどうかが疑わしい場合は
逆に厄介なことになります。
コンピューターウイルスに感染しているかどうか疑わしい場合、以下に掲げる様々な症状が
見られることがあります。
◆画面に突然覚えのない請求画面が出る
◆アイコンをクリックしたのにプログラムが立ち上がらない
◆急に迷惑メールが増えたような気がする
◆ウェブブラウザのブックマークに、覚えのないリンクが追加されている
◆広告のポップアップウインドウが、消しても消しても表示される
◆ウェブブラウザのホームページが、いつの間にか変更されている
◆タスクトレイに見知らぬアイコンがいる
こうした症状が見られたら、コンピューターウイルスに感染していることを疑ってみましょう。
●スマートフォン対策
スマートフォンを持つ方がとても増えていますね。
iPhoneが流行、そして今はアンドロイドを使用する方が増えてきました。
ただ、アンドロイドのスマートフォンの方はウイルス感染の危険がiPhoneよりも
高いと言われています。
その理由はiPhoneと違ってアンドロイドのアプリを配布できるということがあるからです。
iPhoneのアプリでは今までコンピューターウイルスは発見されていません。
しかしアンドロイドマーケットにはコンピューターウイルスが発見されています。
スマートフォンを持つということは、パソコンを持ち歩いているのと同じことになります。
コンピューターウイルスに感染するとメールや位置情報などいろんな個人情報が流出する
危険がありますので、他の誰かに自分のスマートフォンが乗っ取られてしまうということにも
なりかねません。
安心してスマートフォンを利用していくためにもコンピューターウイルスの対策を
十分にしておかなくてはいけませんね。
まず、安全にスマートフォンを使用していくためには、最低限のルールを覚えておきましょう。
まず、スマートフォンのアップデートを忘れずにすることが大切です。
アプリは必ず信頼できる場所からインストールすること。
アンドロイドのアプリをインストールする前には必ずアクセス許可を確認すること。
小さなパソコンと考えて、必ずセキュリティソフトをインストールすること。
これらが最低限のルールとマナーかと思います。
次回ブログ更新予定は、1月27日です。