ブログ blog

« 家紋 | メイン | 「フューネラルビジネスフェア2011 出展決定!」 »

New Funeral Gifts Start up!
2011.05.23

New Funeral Gifts Start up!


かねてよりこちらのブログにて告知しておりますが、
いよいよ弊社の葬儀返礼品2011年度新商品&新カタログを導入いたします。

弊社は冠婚葬祭ギフト全般を取り扱っておりますが
とりわけ昨今では葬儀返礼品の扱いが大きなウェイトを占め、
弊社のコアコンピタンス事業となっております。
ですのでこちらに関しては、市場や消費者、お得意さまのニーズをふまえて
ほぼ1年毎にこうした商品ラインアップの見直しを図っております。

弊社のマーケットである葬儀市場は、近年ひとつの
変革期にあるといっても過言ではないと思います。

葬儀市場や業界について、一般の雑誌でも特集されたり、
テレビなどのメディアで頻繁に取り上げられているのを目にします。
高齢化により死亡者数が増加したため、消費者にとって葬儀そのものが
身近になり情報を欲しているということ、
そして不況まっ只中の今の日本において、数少ない成長産業の1つと捉えられ
いわば注目の市場となっているからだと思います。

そんな可能性をもつマーケットですから、従来の葬儀社だけではなく、
異業種、たとえば流通大手やホテル、電鉄各社などからも
市場への参入が相次ぎ、企業間競争が激化しています。
その一方で、葬儀単価は年々下落傾向にあり、身内や近親者だけで執り行う
「家族葬」や、よりコンパクトでシンプルな葬儀へのニーズが高まっています。

つまり、年々死亡者数が増え(ピークは2038年だそうです)、
市場のパイが大きくなってきているとはいえ、
全ての葬儀社が売上やシェアを拡大しているわけではもちろんなく、
当然のことながら努力を怠った企業、競争に敗れた企業は後退を余儀なくされます。

これまで葬儀業界は、ある意味特殊な市場であり、
本格的な企業間の競争がないまま、売り手市場的に営業してきたと言われています。
しかし今日のように異業種からの参入が活発化し、消費者側も
従来の業者主導の葬儀では満足しなくなってきた環境を鑑みますと、
売り手市場としてあり続けるのもはや困難であり、
葬儀業界も、いわば「サービス業としての本質が問われる時代」へと
本格的に突入した、と言えるのではないでしょうか。

いかに顧客とのコミュニケーションを深めることができるか。
いかに顧客の満足度を高めることができるか。
いかにサービスの質や工夫、ホスピタリティで競合他社と差をつけられるか。

このような葬儀新時代(?)においては、
返礼品の果たす役割は大きいと思っています。

従来、葬儀返礼品といえば、「ギフト」としての意識が低く、
葬儀に慣習的に付属しているモノに過ぎなかったように思います。
商品的にも、良く言えば保守的で普遍的なモノ、
悪く言えばありきたりでつまらないモノが多かったのではないでしょうか。
故人への思いを込め、会葬者への感謝の意を込めた大切な品なのですから、
もっと「ギフト」としてのクオリティが追求されて当然ですし
たとえばブライダルギフトのように、贈り手がほんとうに贈りたいと思えるモノ、
贈り手のこだわりに応えるモノであれば素晴らしいと思います。
さらには、消費者の価値観・嗜好性も多様化している今日、
昔ながらの定番品だけではなく、消費者ニーズに応える
ラインアップを充実させることも重要です。
返礼品というものを、上質な葬儀サービスを構成するひとつの
ファクターとしていま一度とらえて、顧客満足度向上という視点から
見つめ直してみる必要があるのではないでしょうか。

そうすることは、贈り手の満足度を高めるだけでなく、
貰い手(会葬者)へ与える効果も大きいと思います。

たとえば、会葬者が自宅に戻り返礼品を手にし、賞味したときに、
それが過去の葬儀でもらった返礼品よりも、
明らかにクオリティの高い品であったら、どうでしょうか?
その日の葬儀のクオリティをあらためて実感するでしょうし、
ひいては施行した葬儀社への共感へとつながることでしょう。
返礼品は葬儀に参列したすべての人の手に渡るわけですから、
多くの人にまるで広告のように、
その葬儀社のクオリティ表明の代弁者となってくれます。
つまり、顧客満足だけではなく、会葬者という
潜在ターゲットの顧客化へと繋がる可能性も秘めています。

また、とりわけ昨今ニーズの高い少人数葬は、
喪主と会葬者との関係が深いので、返礼品の質が重視される傾向にありますし、
単価上昇に繋がる要素にも成り得ます。

つまり、返礼品は葬儀サービスの中のほんの小さな一部分ではありますが、
自社の顧客満足度向上をめざすうえで効果的なツールのひとつであり、
他社との差別化という面でもその一端を担い、
単価アップという実利的な可能性を秘め、
葬儀社のブランド力を高める重要な要素であると考えています。

弊社の返礼品は、そのラインアップのほとんどが、自社で企画し、
食品・飲料メーカーとコラボレーションして開発したオリジナル商品です。
葬儀市場という、ある種特殊なギフト市場の中で、
上記のような役割をきっちりと果たすために、他ギフト会社にはない
オリジナリティとクオリティに徹底してこだわっています。

今回の新商品は、とくに葬儀返礼品の定番である日本茶と日本酒を
新しい発想、斬新な切り口で商品化しています。
自画自賛になりますが、どれもこだわりぬいて創った商品ばかりです。
ぜひ一度、手にとってご覧いただき、試食や試飲をしていただき、
貴社への導入をご検討いただければ幸いです。


新カタログはこちらから


株式会社モリ・エンタープライズ
代表 森洋一

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/492760/26519786

New Funeral Gifts Start up!を参照しているブログ: