「書くこと無し梨」
2018.07.13
「書くこと無し梨」
今回ブログを担当します、業務部納品課の石下です。
本格的に夏が始まり厳しい暑さが続く今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は寒いのは好きですが、暑いのは非常に苦手なのでひきこもりがさらにひどくなります。
そんな夏ですが、楽しみなことも少しあります。
その内のひとつが梨です。
私が生まれ育ったこの千葉県は生産量、収穫量、栽培面積ともに日本一で
家の近所にも梨の直売所がたくさんあります。そういう環境だったこともあり、
梨は私にとって身近な果物として夏には毎年たくさん食べられることが小さな喜びです。
千葉県で梨といえば「ふなっしー」というゆるキャラが一時期人気でしたが、
千葉県には他にも白井市や市川市、鎌ケ谷市などにも梨のキャラクターがいるなど
梨にとても愛着がある県だと思います。
これから梨の季節を迎えるにあたって少し梨について調べてみました。
まず梨の歴史についてですが、日本で梨が食べられるようになったのは、弥生時代ごろだそうです。
そんな昔から梨があったことには驚きです。
千葉県としては江戸時代に市川で最初の栽培が始まりました。
そして、明治時代に松戸で二十世紀梨が発見されました。
名前の由来は二十世紀に王者になるべき果物という大層な意味があったようです。
次に千葉で栽培されている主な品種についてですが
幸水: 最も人気のある品種で柔らかく、甘みが強く、特有の風味があります。
時期は8月上旬から中旬で、室温では5日程しか日持ちしません。
豊水: 大きさは幸水よりも大きく、糖度が高く、酸味と甘みのバランスが良い
時期は8月下旬から9月上旬で、室温で10日程持ちます。
新高: 大型の梨で肉質はやや粗いですが、柔らかくて甘みも強く、香りが良いのが特徴です。
時期は9月下旬から10月中旬で夏ではなく秋になります。
日持ちがよく冷蔵庫に入れれば、1か月以上持ちます。
あきづき:幸水、豊水、新高の掛け合わせで柔らかく、糖度が高く酸味が少ないのが特徴です。
時期は9月上旬から下旬で、日持ちは14日ほどになります。
二十世紀:皮が黄緑色で傷つきやすく柔らかく、甘みがあるのが特徴です。
時期は9月上旬から下旬で、生産の8割が鳥取です。
かおり: 生産のほとんどが千葉県で大きい青梨で、特徴的な香りがある。
やや硬く、肉質は粗いが、甘みは強い。
日持ちしないので直売所で販売していることが多く、幻の梨と言われている。
自分がよく食べるのは幸水>豊水>あきづき>新高>二十世紀だと思います。
※かおりは食べたこと74
最後に栄養についてですが、これは残念ながら名前の通り無し(梨)ですので、
その点には期待しないで食べましょう。
ここまで梨についていろいろ書きましたが、
一番好きな果物が梨というわけではありません。
しかし、私にとっては昔から一番身近な果物であり、
千葉県に住んでいる人は食べないと勿体ないと思いますので、
嫌いでなければこの夏に食べてみてはいかがでしょうか。