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『ワクチン接種』
2021.10.22

『ワクチン接種』


鎌ヶ谷営業所 業務部の本条です。

国内では新型コロナワクチン接種が進み、
1回目または2回目を終えた方が周囲にも増えてきました。
そんな中、今回は別のワクチン接種の話をしたいと思います。

皆さん、「風しん」のワクチン接種をご存知でしょうか。
先日、自治体から「風疹抗体検査・予防接種のご案内」と記された封筒が届きました。
中身は以下のような内容です。

昭和37年度~53年度生まれの男性の皆さんへ
風しんの予防接種にご協力ください!

女性のほとんどの方は過去に風しんの予防接種を受けているため、
風しんに対する免疫(抗体)を持っています。
しかし、中には予防接種を受けても免疫(抗体)がつかない方もいます。
また、妊娠中は、予防接種を受けることができません。
妊娠中の女性への風しんの感染を防ぎ、
生まれてくる赤ちゃんを「先天性風しん症候群」から守るためには、
周りの方々も風しんに対する免疫(抗体)を持つ必要があります。

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抗体検査・予防接種を特に検討していただきたいのは、
昭和54年(1979年)4月1日以前に生まれた男性です
(この世代の女性はすでに中学生のときに集団接種を受けています)。
昭和52年度(1977年度)から公的な風しんの予防接種制度が設けられ、
女性は予防接種を受けるようになっています。
また、その後の制度改正により、
昭和54年(1979年)4月2日以降に生まれた人は
男女とも予防接種を受けるようになっています。
昭和54年(1979年)4月1日以前に生まれた男性は、
このような公的な風しんの予防接種の機会がなかったため、
風しんの免疫(抗体)を持っていない人が多いと言われているのです。
風しんの感染を防ぐためには、これらの方々にも風しんの抗体検査を受け、
免疫(抗体)がない場合は予防接種を受けていただく必要があります。

その他に、抗体検査・ワクチン接種の無料クーポン券や
実施している医療機関の案内などが同封されていました。
これを読んでぜひ受けたいと思いましたがその前に、
小学生の時に風しんにかかった記憶はあるけれど、
ワクチン接種を受けた記憶はなかったので親に聞いてみると、
「風しんかかったっけ?」でした。
ワクチン接種なんて絶対憶えていないなと思ったので、
とりあえず抗体検査を受けることにしました。

早速、実施している近くの病院に行き検査を受けましたが、
何か特別なことをするわけではなく、
問診票を記入し採血するだけ、結果は一週間後との事。
後日、結果を聞きに再度病院へ。
抗体の基準値があり、数値が高ければOK、
低ければ要ワクチン接種(もちろん任意です)ということですが、
結果は基準値より高い数値でした。
新型コロナのように陽性だったら隔離や自宅待機、
というわけではないのですが、
結果を聞いて少しホッとしました。

検査自体は本当に簡単に済みますので、
風しんワクチン接種の案内が届いた方は、
妊娠中の方のため、これから生まれてくる赤ちゃんのため、
もちろんご自身のためにもぜひ検査を受けていただければと思います。

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