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『夏の恒例』
2021.09.17

『夏の恒例』


ブログを担当させていただきます物流部の伊藤です。
9月に入り暑さも一段落といったところでしょうか。

さて、今年の夏は甲子園大会も無事に開催され
熱戦が繰り広げられました。
決勝は智弁和歌山高校が奈良の智弁学園との
史上初の兄弟校での対決を制し栄冠を手にしました。

コロナにより、2年ぶりの開催は地方大会(予選)の時点から
強豪校が部内での感染などで出場辞退を余儀なくされ、
甲子園を決めた学校でも2校、同様の理由で辞退されました。
なんともやりきれないでしょう。

一方で、今夏は天候にも悩まされたと思います。
台風と長雨により7度の順延。
この間、選手はもちろん関係者の方は大変だったと思います。
中止に次ぐ中止で日程変更が繰り返され、
最悪、準決勝と決勝を同じ日にやる案もあったようです。

例えば、8月14日に初戦予定だった学校が
8月20日まで長雨で延びてしまったため、
経費が予想以上に膨らみ、
学校長名で異例の追加募金の協力が呼び掛けられました。
甲子園で1試合するのにかかる費用(スタンド応援あり)は
在校生、学校関係者を含め、1000万円~と言われています。

今大会では同校に限らず、応援のために前夜から甲子園入りするが、
雨天中止でUターンといった事態が多発したようです。

私の中で特に印象的だったのは東海大菅生V.S大阪桐蔭の一戦。
もちろん雨の中のゲームで結果は降雨コールドで大阪桐蔭の勝利。
朝7時59分のプレーボールから厳しいグランド条件下で行われ、
7回に入り完全に水が浮き始めた。
ここが勝負の分かれ目だったでしょう。

終盤まで接戦を展開し、
3点を追う東海大菅生は8回にもチャンスをつくり攻め立てたが、
試合続行が不可能と考えた審判団は選手をベンチに下げ、
中断をはさみそのままゲームセット。
ルールだから仕方ないですが、
個人的には最後までやらせて欲しかった・・・

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そんなこんなで、異例ずくめの大会でした。
終了後、主催者の朝日新聞社社長も
「問題点、課題を洗い出して、今後にいかしていきたい」と語っています。
コロナ感染はもちろん恐ろしいものですが、
医学が進めばやがて終息の道も見えてきます。

しかし、地球温暖化、台風、それに続く線状降水帯などによる長期順延は避けて通れません。
それに真夏の炎天下、熱中症対策などにも考慮していかなければならないでしょう。

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異例づくしの大会でしたが、
球児にとっては夢の舞台。
今年も多くの感動をもらいました。
ありがとうございます。
そして、お疲れ様でした。

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