『地元、伊達市保原町のエピソード』
2021.04.30
『地元、伊達市保原町のエピソード』
今回のブログは
福島営業所の栁沼がお届けします。
ゴールデンウィーク真っ只中、のタイミングですが
みなさまいかがお過ごしですか?
ギフトという職業柄、カレンダーの休日とは無縁のようですが
高速道路の渋滞情報などを見ていると、このライフスタイルも
悪くはないように思っています。
早いもので伊達市保原町の生活を初めて1年半が過ぎました。
ブログを書くために、何か紹介できるエピソードはないかと探しており、
そういえば「江戸川乱歩疎開記念碑」
なるものが、伊達市保原町中央公民館の歩道脇にあった事を思い出し、
紹介することにしました。
地元でもあまり有名な話題ではないのですが
太平洋戦争末期、名探偵明智小五郎や少年探偵団などで有名な
「江戸川乱歩」が一時保原町に疎開していたようです。
記念碑が平成十七年に建てられています。
戦争から復員した乱歩は、大量の蔵書と一緒に疎開したようです。
場所は、保原町4丁目付近に滞在し、
10丁目にあった蔵を書物置場として管理しながら
執筆活動を続けたようですね。
その後、昭和20年8月の終戦を保原町でむかえ、
11月頃に東京都豊島区に戻ったようです。
その輸送方法として、路面電車の貨車を蔵に横付けして本を運んだようですが、
その量は貨車2両分もあったと言われているようです。
ただ残念なことに、
私はどちらかといえば横溝正史、金田一耕助好きの為、
詳しく語る事は出来ませんが、
いちど明智小五郎の登場した作品くらいは読んでおこうと思い
D坂の殺人事件は読んだことがあります。
初版が発売されたのが大正14年ですから、
その時代の背景に、登場する喫茶店や古本屋などがあり、
夜間も営業しているような明るさなんだな・・・
そのような空間やら時代を創造しながら読んだのを覚えています。
結局、明智小五郎のような、冴えわたる推理力もなく
なるほどね、と言った凡庸な感想で終わってしまいました。
しかしながら、保原町とのご縁があるようなので
地元の紹介として取り上げさせて頂きました。
4月、5月は寒暖の差が侮れなく、
体調管理は万全となるよう心がけております。
よろしくお願いします。