『原監督』
2020.12.16
『原監督』
ブログを担当させていただきます、物流部の伊藤です。
12月に入り、野球のシーズンも終わりましたね。
そこで、今シーズン、圧倒的な強さを見せ、リーグ優勝に輝いた、
読売ジャイアンツの原監督の采配や指導方法について考えてみたので、
少し書かせていただきます。
監督13年で、リーグ優勝8回!凄いです。
これは、勝つということに対しての執着心、
そして、常に時代の流れを読み、
チームをマネジメントし、
試合に挑んでいる結果と思います。
○采配
打順における、2番打者(つなぎ役?)を、
休息していた3年間で、メジャーリーグ等の野球を見て、
時代の流れを察知し、すぐに行動に移しています。
強打者を2番に起用します。
これは監督ともなると、結果がでなければ非難を浴びるでしょう。
責任もとらなければならないこともあります。
しかし、得点確率が大幅にアップしました。
○指導方法
私が特に注目したのがここです。
時代に合わせて、選手への接し方を変えているようです。
"のびのび野球"を掲げ、"怒る"よりも、"説く"ということに
指導法を徹底していたようです。
以前は中心選手でも殴られていたようですが、
今は別人のように優しく、
原監督の人心掌握が長けているのかと思われます。
そして、特に目立ったのが今シーズンの選手の起用方法。
次々に交代する光景が頻繁にありました。
スケジュールが過密でコンディションのこともあるでしょうが、
"不甲斐ない選手はすぐ代える"
選手交代は素早く、とても厳しかったように感じました。
ある試合で、坂本選手が見逃し三振をしました。
すると、すぐさま交代。中心選手が1打席で交代・・・
原監督は「ファンは君の姿を見てるんだ、あの三振はない!帰れ!」
と告げたようです。
厳しいように思えますが、その「帰れ!」には別の意味もあり、
"しっかり休み、英気を養え"とのこと。
翌日、坂本選手は3安打の大活躍でした。
この"使い分け"が絶妙だったのでしょうか・・・
原監督の凄さは、学ぶ姿勢もそうですが、
それをすぐに行動に移すことです。
これは1番大事で、リスクもあり難しいことです。
常に技術やトレーニングなどは進化し続けますので、
遅れをとっては勝つことはできません。
いつまでも同じでは現状維持ないし退化してしまいます。
常に変化する姿勢を持ち、慢心せずに努力し
結果を残すところが本当に素晴らしいと思います。
野球に限らず、こういった考え、
行動は仕事にも生かせる大切な事だと思います。
フィールドは違いますが、やはり勉強になります。
来シーズンも、ただ試合を観戦するのではなく、
こういった部分にも着目したいと思います。
次こそは日本一に・・・
以上で終わりたいと思います。
野球の事ばかりですいません・・・
ありがとうございました。