『Restart』
2020.10.16
『Restart』
今回ブログを担当いたします、
鎌ケ谷営業所 物流部 森です。
さて。日本中を未曾有の熱狂の渦に巻き込んだ
ラグビーワールドカップ 2019日本大会から、
早1年が経過しました。
ああ、あの日のスタジアムは最高だった。。。
あの日に帰りたい。。。
・・・想い出に浸っている場合ではありませんでした(笑)。
前回のブログでも触れましたが、
W杯後の日本ラグビーは、
愛すべき「にわかファン」の方々の後押しも受け、
かつてない盛り上がりを維持していました。
そこに、新型コロナウイルスの影。
3月以降、試合はおろか、
チーム練習すらままならないまま、
時は止まってしまいました。
プロ野球やサッカーJリーグなど、
他のスポーツが時期を遅らせたり、
観客制限をしたりしながらも
開幕・再開していくのを横目に、
ラグビー界はじっと黙ったまま。
考えてみれば、両チーム総勢30名が、
そこらじゅうで激しいボディコンタクトを
ひたすら繰り返しながら行われる
フィジカル全開な種目ですからね。
「密」と「濃厚接触」のオンパレード(笑)。
やむを得ません。。。
世界に目を転じてみても、
国代表同士の対戦や国際的な大会は軒並み中止。
ラグビー界は闇の中、といった様相です。
しかしながら8月以降、
豪州やニュージーランド、欧州などラグビー先進国では、
リーグ戦や大会の再開や新設といった
明るい兆しが見え始めています。
実は日本のチームもそこへの参戦を
模索していた時期もありました。
が、そこはやはりコロナ禍。
各国が海外からの入国制限措置を講じているため、
その壁を乗り越えることは不可能でした。
私自身、年間10試合以上のスタジアムでの観戦を常としてきましたが、
今年はお正月に新・国立競技場で行われた試合を観に行ったきり。。。
「ラグビー切れ」です、もう。
さあ、どうする日本ラグビー界。どうする、私(笑)。
朗報です!
満を持して、10月4日、関東大学ラグビー対抗戦ほか、
大学ラグビーのリーグ戦が開幕を迎えました!!!
無観客もしくは観客数制限での開催、校歌斉唱の割愛等、
コロナ対策としての制限事項は多いものの、
ともかく「試合を行う」ところまで辿り着いたのです。
こと大学ラグビーに関しては、大学の4年間しかできないもの。
チームとしては1年ごとにメンバーが変わっていくものです。
今年在籍している学生がどんな思いで、
どんな不安を抱えてこの日を待ち続けてきたことでしょう。
特殊なシーズンにはなってしまいましたが、
思いをぶつけて完全燃焼する姿を見せてもらいたいものです!
また、年明け1月には日本最高峰の「トップリーグ」が
開幕することも発表されました。
W杯を盛り上げてくれた「桜の戦士達」の復活した姿、
皆様も心待ちにしておられますね??(笑)
確実に縮まっていた日本と世界の差が、
どこまで広がってしまったのか、
不安要素のほうが大きいですが、
新しい一歩から始めていくしかありません。
ともあれ、日本ラグビー界の「Restart」を喜び、
期待するのみです!
新型コロナウィルスによって、
私たちの生活が大きく変えられてしまいました。
仕事も日常生活も。
そして、これから先もまだまだ見通せない状況ですし、
ある日突然「もう大丈夫」となることもないでしょう。
それでも日々は続いていきます。
新しいことに適応して生きていかなければならない時代です。
振り返っている場合ではないのですね。
駄文、お読みいただきありがとうございました。
最後に、母校ラグビー部の御大が遺した言葉を記し、
皆様と、そして私自身への未来への励ましを。
『前へ』