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『語源』
2020.09.28

『語源』


皆様いかがお過ごしですか?
今回ブログを担当する商品管理部 高原です。

まだまだ蒸し暑いですが、
朝や夕方以降は徐々にではありますが、
少し涼しくなってきましたね。
今年はマスク着用が当たり前の世の中となり、
本当に暑さの堪える夏だったとおもいますよね・・・

では、本題に入ります!
私事ですが、先日亡き父の三回忌を行いました。
年月としては約2年が経った訳ですが、
公私ともに大過なく過ごせており、
父も安心してくれているかな・・・
等思いつつ、これからも頑張らなくては!
と思いを新たにしたという訳です。

その際、お経をあげて頂いたお寺様から、お話があり、
大変ありがたいと共に、興味深いお話を伺いました。
「十八番」、つまり「おはこ」という言葉の語源ですが、
「阿弥陀如来の本願(お約束)」と言われる【阿弥陀如来の48願】。
その48のお約束の中で、阿弥陀如来が本心を誓われている(特に大事な約束)のは
18番目の本願との事です。

Img1

その為、「最も大事な事」が「18番目の約束」であり、
そこから、その人の最も得意とすることを「十八番(おはこ)」と言う様になったとの事!
さらには、そこから転じてプロ野球のエースナンバーが「18」であるのも、
ここに由来しているとも言われます。

Img2_2

その話を伺って「そうなんだ!なるほど・・・」と思うと同時に、
日常当たり前に使っている言葉の語源に妙に関心が湧いてきてしまった・・・という訳です。

今は、インターネットという便利なツールがあり、
少し調べてみると、出てくる出てくる!

例えば・・・「やばい」という言葉。
これなんかは本当に日常良く使っている言葉だと思います。
この言葉にも語源があって、「やばい」は具合の悪い様子、
不都合などを表現する形用動詞「やば」が語源で、
元々は盗人などを指す隠語だったって説があるそうです。

他にも有名な物で「馬鹿」という言葉は、
中国の秦の時代に悪い宦官がいて、
その人が自分の言うことを聞く人間か?どうかを見極める為に、
わざと鹿を連れてきて「これは馬である!」と言い、その反応を見たそうです。
そこで「いや、馬では無く鹿ですよ」と本当の事を言った人は、
いう事を聞かない人として迫害したそうです。
逆に悪い宦官を恐れて鹿の事を「馬です!」と言った人は助かったと・・・
こんな故事から「馬鹿」という言葉が出来たとの説があるそうです。

Img3

すこし話が脱線してしまいましたが、
「十八番(おはこ)」と言える物がある人は、
やはり色々な意味で「強い」と思います。
私も自分の得意な事はなんだろうか?
仕事上でもより貢献できる部分はなんだろうか?
といった視点ももちつつ頑張って行きたいと思います!
皆それぞれ違う十八番を持ち寄って、力を発揮できれば、
もっと大きな力となるのでは・・・

皆様の「十八番(おはこ)」は何ですか?
人それぞれ必ず得意な十八番(おはこ)がありますよね!
頑張って、磨いていきましょう!

また次の機会に!です!

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