ブログ blog

« 『趣味の話~その4~』 | メイン | 『見えない相手』 »

『宴の後』
2020.04.20

『宴の後』


お疲れ様です。今回ブログを担当します、
鎌ケ谷営業所納品課 森です。

過去2回にわたって、
ラグビーのお話をさせていただきました。
結果、皆様にはかなりラグビーについて
ご理解いただいたものと認識しております。笑

そう、あの頃は、、、
日本で開催されたワールドカップに向けて。。。
その後の、日本におけるラグビー熱は、
ご記憶に残っているものと思います。

ざっくり振り返りましょう。
W杯開催国として、計り知れないプレッシャーの中、
桜の戦士達 JAPANは、強豪アイルランドやスコットランドを撃破し、
予選4戦全勝という素晴らしいパフォーマンスで、
歴史にその名を刻みました。

「にわか」(素晴らしい人達でした!)と
言われるファンたちも巻き込み、
日本中がラグビー熱に浮かされたことを、
皆さんも覚えていることでしょう!

かくいう私も、唯一手にできた予選最終戦のチケットを手に、
未曾有の台風の中「一生に一度」の経験をするべく
スタジアムに足を運び、熱狂と感動に包まれた。。。
あの日を忘れることができません。

1

2

3

さて。では、その後の「ラグビー」はどうなったのでしょうか。

大会終了後に東京・丸の内で行われた
「凱旋パレード」に声援を送った人達はなんと5万人!

1月に新・国立競技場で開催された
全国大学ラグビー選手権決勝は
チケット完売、観客は5万7千人!

同じく1月に開幕した国内最高峰の
ラグビーリーグ「トップリーグ」も
観客動員を大きく伸ばし、W杯後も冷めぬ人気を維持!
2020年も日本ラグビー界は、順調すぎるほど
順調な滑り出しとなりました!!
このまま国民的人気スポーツとして定着、
さらなる飛躍だ!!!

4

5

しかし。。。
そう。「新型コロナウイルス」。
ここにも、その魔の手が伸びてきたのでした。。。

トップリーグをはじめとした
各階級のリーグ戦は全て中止。
その先にある日本選手権も
史上初の開催中止。
大学の春季大会も中止。。

さらには、JAPAN強化策の一環として
2016年から日本チーム「サンウルブズ」が
参戦していた世界最高峰の
アタッキングラグビーリーグ
「SUPER RUGBY」も開催中止。。。

完全な逆風です。。。
今後の見通しも全く立っていません。

JAPANについては、強豪4カ国
(イングランド、アイルランド、スコットランド、ウェールズ)との
試合が今季予定されていますが、開催は白紙。

また、毎年開催されている国際大会も
開催は難しい状況でしょう。
W杯の後だからこそ、次の世代を含めた
底上げ・強化が重要な時期ですが、
「三密防止」のため、各ラグビーチームは
選手が集合しての練習すらままならない日々となっています。

今はただ、彼らが鍛錬の日々を過ごしてくれていることを祈るのみ。
再びグラウンドで躍動する姿を見ることができる日を、心待ちにするのみです。

「今はラグビーのことなど案じている場合ではない」と言うなかれ。。。
ラグビーやその他のスポーツのみならず、
全世界規模で社会が難局を迎えています。

私達ひとりひとりの、「すぐそこにある危機」。
明日の仕事、明日の生活、明日の健康が
どうなるのかすらわからない状況の中、
外出の自粛や業務の縮小。学校も休校です。

収入の悪化や「コロナ疲れ」とも言われるストレス、
そして何よりも感染すること・させることへの恐怖。
様々なことを抱えて、みんな今を生きていかなければいけませんね。

でも、誰にも先が見えないこの未曾有の事態、
国民ひとりひとり、いや全世界の人達ひとりひとりが
我慢強く闘うしかないのでしょう!


そう、あの精神で!!

~ONE FOR ALL , ALL FOR ONE~

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://bb.lekumo.jp/t/trackback/492760/34206598

『宴の後』を参照しているブログ: