『マスクの過信は禁物』
2020.02.17
『マスクの過信は禁物』
今回ブログを担当する、総務経理部の金本です。
1月上旬から新型コロナウイルスによる肺炎のニュースで不安が広がり、
マスクが不足していますが、これから花粉症の季節となり
マスクが必需品の方もいらっしゃると思います。
今回の感染症はマスクだけで予防するのは難しいので
過信しないよう呼びかけられています。
そこでマスクの役割や正しい使い方を改めて見直そうと思います。
マスクが覆うのは、あくまで口と鼻だけだということを忘れてはいけません。
ウイルスが付着した顔の他の部分や手すりに触れ、
そのまま口を触るなどすれば、感染の恐れがあります。
マスクの主な役割は、予防というより、
既に症状のある人が着けてしぶきを
周囲に飛ばさないことだといわれています。
予防には、小まめで丁寧な手洗いが大切だと言われます。
流水で20~30秒洗い流した後、石鹸で指の間や爪、
手首もしっかり洗いましょう。
アルコール消毒も有効です。
外出後はもちろん、できればマスクを外した後も手を洗い、
外出先ではむやみに口や鼻を触らないよう意識するようにしましょう。
マスクは、近くの人がせきやくしゃみをしたとき、
ウイルスを含んだしぶきを直接吸い込むのを防ぐと考えられていますから、
人混みや満員電車など他人との距離が近い状況では、
感染のリスクを抑えるためにマスクを付けると良いと思います。
マスクが手元にないときは、ハンカチやティッシュで代用できるそうです。
インフルエンザなど流行中の他の感染症の予防にもつながります。
マスクを外す時は、表面にはウイルスが付いている恐れがありえるので、
ひもをつまんで外しましょう。
いったん使ったものをポケットなどに入れ再利用すると、
マスクの内側や手にウイルスが付くかもしれないので、
外したら新品に替えるのが理想です。
自分に合う大きさを選ぶのも大切です。
日本衛生材料工業連合会(東京)によると、
親指と人さし指でL字形をつくり、
耳の付け根から鼻までの長さを測ると目安が分かるそうです。
マスクは万能では無いですが、病気を予防し、
自分から病気を拡散しない手段として、
正しく活用したいものです。
また、「メガネの曇らないマスクのつけ方」や
「簡易マスクの作り方」が警視庁のHPで紹介されていましたので
ご参考されてみてはいかがでしょうか。
材料はキッチンペーパーです。
キッチンペーパーを蛇腹に折り、
両端に輪ゴムをホチキスで止めるだけです。
ホチキスの位置で大きさを調整することができるそうです。
砂埃などは防げるそうです。
使い捨てマスクがなかなか手に入らない状況ですから、
ガーゼなどの手作りマスクの作り方などもたくさん紹介されていますので、
手作りに挑戦してみてもよいかもしれませんね。