「ブラックフライデー」
2017.12.04
「ブラックフライデー」
今回ブログを担当させていただく、営業部の芝井です。
「黒い金曜日」皆さんはこの言葉をご存知でしょうか?
恥ずかしながら、私は最近知ったばかりです。
きっかけはテレビCMでこのキーワードをちょくちょく耳にすることがあったので、
気になってググってみました。
私のようにご存じない方もいらっしゃると思いますので、以下に概要を少々。
一言で申し上げますと、小売店の『大型SALE』の一つです。
アメリカ発祥の文化なのですが、ここ最近日本の小売店が便乗して、
このキーワードを使い始めた、といった感じですかね。
“便乗”という言葉のチョイスをした通り、本来日本には全く関係のない習慣です。
アメリカでは11月の第4木曜日は『感謝祭 :サンクスギビングデイ』という祝日があり、
家族や友人が集まってホームパーティーなどで大いに盛り上がるそうです。
感謝祭の翌日には売れ残り商品を安く販売する習慣が生まれ、
アメリカでは1年間で最も売上を見込める日とも言われているそうです。
『ブラック』という言葉が使われたのは、買い物客が殺到し、
警備の仕事で忙しくなる警察官が憂鬱になる表現として発したことがきっかけですが、
今では『黒字の金曜日』という解釈で定着したようです。
そんな中、日本においては『ブラックフライデー』は
年末商戦の始まりの合図といったところで今年は多くの企業が“便乗”しており、
今後注目されるイベントの一つになっていくのではないかと思われます。
消費者の立場としては必要なものを安く購入できる機会が増えることは良いことなので、
個人的にはクリスマスプレゼントなど、後のイベントで必要になるものを早々と
買っておくのもひとつの手かなと思ったりしました。
(今年は知るのが遅かったので、来年は賢くお買いものしたいですね。)
年末年始はなにかと家計に負担がかかる時期ですので、
ご存じなかった方も来年からは上手にお買い物が出来る様に気にかけてみてはいかがでしょうか?
先ほど“便乗”という表現をしましたが、物を販売するきっかけ、購買意欲を煽る仕掛け、
こういった企画・戦略にはいつも驚かされます。ぱっと思い当たる過去の事例を挙げれば、
節分の時期の恵方巻き商戦しかり(最近では節分以外の販売もちらほら)、
ハロウィンイベントしかり、今では当たり前になった慣習も数年~数十年前には、
ここまでの影響力は持っていなかったのに…なんてことを考えると、すごいなぁと本気で思います。
ちょっとズレますが個人的BESTビックリはソシャゲの課金制度(ガチャ)ですが、
購買意欲を掻き立てる手法も巧みに変化しておりますね~衝撃的です。
営業部の人間としては、こういった他業種のアイデアは大変参考になるので、
視野を広く持ち、日々の仕事にどうやって活かせるかを考える癖をつけたいと思います。