「習志野原」
2017.01.11
「習志野原」
気温もだいぶ落ち込み、肌を突き刺すような寒さが続きますが、
皆様、どうお過ごしでしょうか。
今回ブログを担当します営業部納品課の谷畑です。
私は和歌山県出身で、小さいころから親の転勤で引越ばかりしておりまして、
千葉県習志野市というところで中学生時代を過ごしていました。その時はあまり
地名のことは気にもしていなかったのですが、家族ができ家を船橋市習志野台に
購入した時に住所が船橋市に習志野?とふと気になり、調べることにしました。
諸説ありますが、私の目を引いたものがこちらです。
1873年(明治6年)4月29日に大和田原(現・陸上自衛隊習志野演習場近辺から成田街道を挟み、
高根台周辺までの地域。現在でいう船橋市域。)で陸軍大将・西郷隆盛の指揮の下に行われた
近衛兵の大演習を観閲した明治天皇によって同年5月13日に勅令が発せられ、習志野原と命名された。
その後、周辺にある軍郷を総称した広い地域が習志野と呼ばれるようになった。
「習志野原」の命名について、大演習での陸軍少将・篠原国幹の目覚しい指揮に感銘した天皇の
「篠原に習え」という言葉が元になった(習篠原→習志野原)という説があり、船橋市郷土資料館
などでもこれを「逸話」として紹介していました。
ちなみに「観てみるといいよ。」と社長が貸して下さったDVD『坂の上の雲』という大河ドラマでも
主役となっている秋山陸軍少将の日本騎兵もこの習志野原で演習をしていたみたいです。
ひょんなことでも、話がつながってくることで記憶に深く焼き付きました。
調べる事や人と話を多くすることで、知識や知恵が増えて年を重ねていける大切さを
改めて感じた瞬間でした。
これからもいろいろな人と知識を共有していける人生を歩みたいものです。