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Like a Rolling Stone~新年のご挨拶
2017.01.01

Like a Rolling Stone~新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
(株)モリ・エンタープライズ代表の森です。

さて、去年の話をすると鬼はどうするのか判りませんが(笑)、
2016年、個人的に驚いた世界的なニュースのひとつが
アメリカのミュージシャン、ボブ・ディラン氏のノーベル文学賞受賞でした。
ご存知のように、彼は作家ではなく、60年代から活躍している
アメリカ音楽界のレジェンドともいうべき存在で、
その楽曲の詩の文学性の高さに対して贈られたとのことです。

彼の代表曲の一つに、"♪Like a Rolling Stone"という歌があります。
転がる石のように、という意味ですね。
この曲のタイトルは、ある英語の諺に由来しているそうです。
"A rolling stone gathers no moss."
日本では、「転がる石には苔が生えない」などと訳されています。
ずっと同じところに留まっている石は、やがて苔むしていくが、
ずっと転がり続けている石があるとしたら、そこには苔なんて生えるヒマもない、
そんな意味になるのでしょうか。これをポジティブに解釈すれば、
「転がる石」をつねに行動的でチャレンジ精神に溢れた人の喩えと捉え、
そういう心持ちの人は、いつまでも新鮮で若々しい存在でいられる、という意味になります。
(ちなみに解釈によっては、真逆の意味もあります)

この「転がる石には苔が生えない」という格言、
私は大好きな言葉で、自分の人生におけるテーマというか、こういう生き方をしたい、
という意味で、心の引き出しに大切にしまってある言葉なのです。
いつも行動的な人間でありたい、新しい挑戦を続け、変化することを厭わない人間でありたい、
そうすることでいつまでも新鮮な人生を歩みたいですし、
いつまでも気持ちの上では若々しい存在でありたい、と思っています。
そう実践できているかは自分では判断つきかねますが、やはり人は挑戦することや
変化することを辞めた時にココロもカラダも老いていくと思うのですね。

こうした考えは、企業のあり方にも当てはまると思うのです。
会社を取り巻く環境、経済状況や業界の構造はどんどん変化していきます。
人の価値観の移り変わりもスピードアップしてきた観があります。
時代の一歩先、あるいは半歩先を見ながら、つねに柔軟に変化できる企業体質でなければ
いつしか取り残されて苔の生えたような老いた会社になってしまいます。
新しい商品やサービス、新規事業など、私どもの前には挑むべきテーマはたくさんあり、
そこに向けていつもに旺盛にチャレンジし、自ら変化を続けていくことで、
いつまでも新鮮で魅力的な企業であり続けたいと思っています。
私どもの会社も、ポジティブな意味で、転がり続ける石でありたい。
そのためには、経営者だけではなく、「企業は人なり」とよく申しますように、
なにより弊社社員の一人ひとりが転がり続ける石となり、
チャレンジングな姿勢で日々の仕事にのぞんでいかなければなりません。

2017年、あるいはその先、私たちの進んで行く向こうには、
急な昇り坂が待ち構えているかも知れません。それでも下から上に転がり昇って、
乗り越えていけるような勢いを持った会社であり続けるよう
社員一同、今年もがんばっていきたいと思っております。

皆様に於かれましても、昨年以上に飛躍の年になりますように。

本年も株式会社モリ・エンタープライズをどうぞ宜しくお願い致します。


株式会社モリ・エンタープライズ
代表 森 洋一


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