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「セロニアス・モンク」
2016.05.16

「セロニアス・モンク」



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5月になり、温かさと共に過ごしやすくなりましたね。
業務部納品課西野です。

今回は即興演奏における独特のスタイルと、数多くのスタンダードナンバーの作曲で知られる、
セロニアス・モンクを紹介したいと思います。
セロニアス・モンクは10代の頃、伝道者と共に各地の教会を回り、教会のオルガンを
弾いていました。
40年代初め頃より、ジャズピアニストとしての活動をはじめました。
モンクの独特な間の取り方や、不思議なコードワークは、あのマイルス・デイヴィスも
大いに影響を受けたと言われています。
また、彼の作曲能力を認めたマイルス・デイヴィスは、ラウンド・アバウト・ミッドナイトや
マイルストーンズで彼の曲を取り上げました。
晩年は双極性障害に苦しみ、1982年に脳梗塞で亡くなりました。
奇矯な言動やファッションが人を惑わし、深い精神の病に病んでいたモンクですが、
何よりユニークであったのは他ならぬ、その演奏でした。
独特のタイム感。休符の目立つ旋律。独自の話声。
彼のピアノを聴いていると幸せな気分になれます。
作家の村上春樹さんはモンクのピアノを、演奏も振る舞いもユニークそのものですが、
じっくり耳を傾けるとその音楽は、聴く者の心を強く励まし、深く静かに説得してくれると
話しています。

自分は現在、業務部納品課の一員として、セレモ様各ホールで業務に従事しています。
葬儀には返礼品という部分でしか関わっていませんが、セロニアス・モンクの演奏の様に
ギフトから何かを感じてもらえる様に日々精進しています。
自分のホールでの振る舞いからも、人を励まし、説得出来る仕事を目指して頑張ります。