「ソニーロリンズ」
2015.10.08
「ソニーロリンズ」
季節も秋になり、過ごしやすくなってきた昨今ですね。
業務部納品課、西野です。
秋になるとサックスの音色が恋しくなるのは私だけでしょうか。
今回は大好きなソニーロリンズを紹介したいと思います。
ジョンコルトレーンと並ぶ、二大テナー奏者として知られています。
ロリンズと言えば、モヒカン刈りで豪快にサックスを吹きまくるイメージが強いと思いますが、
彼の演奏は単純なものではなく、アルバムごとの多様性に聴き惚れます。
確かにぱっと聴くと同じ様な事しか出来なく聞こえますが、
実はアドリブ演奏に重点を置いた、洗練された音なのです。
ロリンズは人気絶頂の60年代に、突如表舞台から消えた事があります。
ニューヨークのある夜、橋の袂でサックスを吹く姿を見たと言う人がいるぐらいで、
2年もの間の消息は不明です。
天才肌のロリンズでも、追い込まれ、自分を見つめなおす時間が必要だったのでしょう。
しかしトンネルを抜けたロリンズは、精力的に活動を再開し、
80を過ぎても来日公演をこなすなど生涯現役を貫いています。
私も日々の業務をこなすなか、まだまだトンネル続きです。
自分なりの仕事のこなしかた、お客様との接し方などを見つけ、
トンネルを早く抜けられる様に頑張りたいと精進しています。
ロリンズの様にトンネルを抜け、生涯現役で生きていけるようにがんばります。