「お墓参り」
2015.09.05
「お墓参り」
今回ブログを担当させていただきます鎌ヶ谷営業所の石下です。
ようやく涼しくなってきて外出もしやすい季節になってきましたね。
ところで皆さんはお盆などにお墓参りには行かれますか?
私は薄情だと思われるかもしれませんが、祖父母の霊園が遠方にあるということもあり
今まで全くと言ってもいいほどお墓参りに行くことがありませんでした。
しかし、今年は3月に母が亡くなったということもあり、去年までと違い
時間がある時はお参りに行くようになりました。
母のお墓は家からさほど遠くない場所にあり、芝墓地で洋式の墓石に
家名が彫ってあるタイプで今年になって新しく建てました。
建てた時にはまだ周りにあまり墓石が建っていなかったのですが、
今ではどんどんと新しいお墓が建てられていて、高齢化社会の現在の亡くなる方の多さを感じました。
(ただし、最近は様々な事情で元々あった墓地から新しい霊園に移すということも多いそうです。)
お墓参りをして驚いたことは非常に多くのバラエティに富んだ種類の墓石があることでした。
今まで自分のイメージでは、○○家之墓というのが一般的でほとんどだと思っていましたが、
石の材質はもちろんのこと、墓石に刻まれた言葉や形、模様などたくさんのものがあり
例えば、家族・絆・ありがとう・おもいやり・希望・花鳥風月などが家名の代わりに
刻まれているものや、風景が絵のように彫られているもの、墓石がハート型のものなどもあり、
不謹慎かもしれませんが興味深く感じ、色々と散策して見て周りました。
その中で霊園の一画に一際他のお墓より大きいものがあり、不思議に思って見たところ
無縁塔という供養してくれる親戚縁者のいなくなったお墓を一か所に集めた塔でした。
このようなお墓は、現在の少子高齢化社会や非婚化、帰郷する人の減少などで
需要が高まっているという状況に少し寂しさを感じました。
以前までは霊園に対して、暗いイメージしか持っていませんでしたが、
お墓参りに行くようになってからは、来ている人たちも家族連れや夫婦が多く
表情も明るいなど、思っていたよりもずっと雰囲気がよく、落ち着く場所だと感じるようになりました。
忙しい日が多いですが、これからも時間のある時には母に会いに行こうと思います。