「空」
2015.04.01
「空」
今回のブログを担当させていただきます鎌ヶ谷営業所納品課 内藤です。
会社の近くも桜が咲き始めました!
もう春…というより、もう夏が来る、という陽気です。
早いもので、大切な人の死から半年経ちました。
突然でした。
息子達の幼馴染であり、長男の唯一無二の親友。
もともと口数が少ない長男が、毎日…彼との楽しくて仕方がないというような日々、
小さい頃からの思い出を語り出し、笑って話すのがとてもつらかったです。
『将来一緒に仕事したかった』
『1時間だけでもいいから会いたい』
『会えなくてもいいから電話で話したい』
だんだんと切実になっていく願い。
そんな想いを笑って話す息子の前では、同じように笑って済ますのですが。
ひとりになると泣いてしまい、この仕事です…毎日が葬儀です。
コントロールができなくなることもありました。
そんなとき、出かけた先の空がとてつもなく綺麗に感じ、気持ちが晴れる気がしました。
何気ない青空も当たり前の夕焼けも、変わらない夜空も、毎日見上げるようにしてみました。
辛かった、悲しかった、疲れたという自分の体や心が自然の整った周波数に共鳴して、
自然と気持ちも楽になるんだそうです。
こんな良い処方箋に気付かず、うなだれていたのですね~~
ぼーーっと遠くを眺めることで、嫌な記憶を薄める物質が分泌されるとか、上を向くことと、
光を浴びることで人の体は活発的になるとか、そんな効果があるようです。
空の下でなくても、背すじを伸ばすという行為は自律神経の交感神経を活発にするそうです。
交感神経はカラダを元気にしてくれる働きをし、 肩のチカラが抜け、リラックスできるとか。
まだまだ喪失感は続くと思いますが、同じように大切な人を亡くされたご葬家の立場にたって、
思いやりを忘れず…
涙が出てきても背すじをのばし、上を向いて空を仰いで…
『いい天気だね』
今日も頑張ろうと思います。