「酉の市」
2011.11.28
「酉の市」
今回初めてブログを担当させて頂きます総務部です。
各地で初雪のたよりが聞かれるようになりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?
先日、11月恒例行事の浅草鷲神社で開催される「酉の市」に行って来ました。
鷲神社はその昔、天日鷲命が諸国の土地を開運・開拓商売繁盛の神様としてお祀りされました。
後に日本武尊がお参りし、社前の松に熊手をかけ戦勝のお礼をされたといわれ
その日が十一月の酉の日であったのでその日を鷲神社の例祭としたのが浅草「酉の市」です。
[酉の日]
中国から伝わった十干(じっかん)十二支(じゅうにし)の考えをあてはめたもので、
酉の市の祭りは十一月の暦の巡りによって酉の日の回数開催されます。
今年は「一の酉」2日、「二の酉」14日 「三の酉」26日と三日間行なわれました。
三の酉まで有る年は火事が多いと言い伝えられていますので、注意しましょう。
[熊手]
「熊手守り」は「掃き込む・かきこむ」ことから、「かっこめ」といわれ、
福運や財を掻き込むという縁起物として江戸時代より授けられるようになったのが
始まりとされています。
境内には100店を超す店が軒を並べ、おかめ・七福神・小判・鯛など
華やかに飾られた熊手が有り見ているだけで楽しくなります♪
主に商売繁盛を願う方が遠方からも足を運んでいるようですが、
最近は一般の方や外国からの観光客にも親しまれています。
粋な店主の口上を楽しむ人々や方々から威勢の良い三本締めの鳴り響く光景は、
とても活気があり江戸情緒を感じられました。
夜になるとライトアップされ一段と華やかさが増し、
場所によってはスカイツリーも眺められたようです。
少し足を延ばして浅草巡りを楽しむのも良いですね☆
我が社も先代の社長が毎年足を運んでいましたので、
その意志を絶やす事無く会社の発展を願う一つの行事として受け継いで行きます。
今年一年の無事に感謝をして、来る年の幸いに願いを込め三本締めをして来ました。
縁起にあやかりたくさんの福を掻き込み、皆様におすそ分け出来れば幸いです。
次回ブログ更新予定は、12月2日です。